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ニンニクの歴史

ニンニクイメージそもそも人間がニンニクを利用するようになったのは、古代エジプト時代で紀元前3000年頃だといわれています。「不老不死の霊薬」としてクレオパトラも食していたという説や、ピラミッド建設に関わった労働者が、重労働に耐えるためにニンニクを常用していたというのは有名な話です。
一方、ニンニクが日本に伝えられたのは中国や朝鮮からといわれています。日本最古の書物「古事記」や、最古の医学書「医心方」にも、既にニンニクは登場しています。しかし日本の場合は、戦後になるまで薬用としてのわずかな利用にとどまっていたらしい。これは「ニンニク」という名前からもわかります。 ニンニクという呼び名は、仏教用語の「忍辱(にんじょく)」が語源。忍辱とは、仏教の「あらゆる困難に耐える、はずかしめをしのぶ」ということ。実は仏教では、ニンニクは精力がつき過ぎて修行の妨げになるとして食用禁止になっていたのだ。今日でも、禅宗の山門には「不許葷酒入山門」(葷酒<くんしゅ。くんはネギ属の総称>山門に入るを許さず)という御札が掲げられています。しかし、僧侶たちはスタミナ食として「隠れ忍んで食べた」ということから、「ニンニク」と呼ばれるようになったようです。 仏教では避けられていたニンニクですが、日本でも古くから「魔よけ」としては使われていたようです。昔からニンニクの産地である青森県では、弘前市郊外の鬼神社で毎年5月の収穫期に「ニンニク祭り」が開かれるとか。神前にニンニクを供え、民家の戸口にニンニクをつるし、悪魔や病魔から家族の身を守るという風習が、江戸時代から続いているといいます。これと似たような話がヨーロッパにもあるのをご存知でしょう。ニンニクをかざしてドラキュラから身を守る、というのはあまりにも有名な話。遠くはなれた日本とヨーロッパで、「魔よけ」として同じようにニンニクが用いられていたなんて、ちょっと不思議ですね。

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